JICA横浜のイベントに出演しました。

こんにちは、Griloです。

昨日24日(日)JICA横浜の「ブラジルと日本の未来を奏でる美味しい音楽会」

にゲストで出演してきました。

僕の大学の先輩&カポエイラの先輩であるREI CAPOEIRAPに声をかけてもらって、

JICA横浜のイベントに参加するのはこれで2回目。

毎回即興と勢いで場を創るので、

独特のスリル感が病みつきになります(笑)

当日は100人を超えるお客さんに観覧いただき、

カポエイラについても直接いろいろな方から感想をいただきました。

「ブラジルの文化をここで見ることが出来て、とても嬉しかった!」

とサンパウロからいらしていたカップルに感想を貰ったり、

出演した僕らとしてもうれしい限り!

こうして偶然に出会った人たちとコミュニケーションをとることが出来るのも、

イベントに参加する醍醐味です。

貴重な機会を与えていただいて、JICA横浜の皆さん、REI CAPOEIRAPに感謝です!

今年もそろそろイベントシーズンに突入です。

たくさんの良縁がありますように!

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休むこと、について

こんにちは、GRILOです。

最近はずっと身体の意識のとおり方について、

自分自身の身体を使って考えていました。

この1年ほど、私は左脚の付け根、

股関節にあたる部分を痛めており、

それがどのような運動の影響によるものか、

そしてそれがどうすれば悪化し、

またどうすれば治っていくのかについて、

多角的に考えてきました。

また、

同時にカポエイラにおいて、

怪我をせずに練習を継続し、

年齢を重ねても楽しむ、という命題も考えておりました。

カポエイラは全身運動であり、

瞬発的な動きを必要としているので、

意識が抜ければ怪我をしてしまうリスクを常に孕んでいます。

そして、

年齢が上がるにつれてその治療には時間がかかるようになる。

カポエイラの参加者が多様化するにしたがって、

当然のことながら私よりも年齢を重ねた方も多くなってきました。

むしろ、40代50代の方の方がよほど積極的にレッスンに参加され、

会員の数もその年代の方がかなり多く含まれています。

そのため、

カポエイラを怪我をせずに長く楽しむ、

ということについて考えを巡らせることが、

とても重要になってきているんです。

とはいえ、そのこと自体に何らかの結論が出たかというと、

いまだにこれというものは見いだせていません。

世の中にこれだけの治療方法が溢れているにもかかわらず、

相変わらず「治らない」人々もまた溢れているのは、

一般的・普遍的な答えにたどり着く難しさ、

あるいはそういった答えが存在しない可能性を示唆しているとは思います。

ただ、

僕の見地からわかったこともあります。

それは、

怪我が治りにくい・怪我をしやすい人は、

休養をとるのが下手である、ということ。

自分に厳しく当たることが正義であったり、

あるいは練習や運動を止めることに恐怖心を抱く、

そういった心持の方が非常に多いという点です。

ストイックさ、というのでしょうか、

そういったもが何某かの美点を持っていることは、

私にとっても否定するところではないのですが、

それらによって肝心の身体能力が落ちているならば、

それは本末転倒であり、

一度立ち止まって考えるべき時間が来ている、

ということのように思えます。

そういう人々にはぜひ休養を取る時間が必要なわけです。

では、

休養とはどのように取ればいいのか?

もちろんただ寝転がっていればいいとか、

一日風呂に入ってすこしゆっくりするとか、

そういったこともあるでしょうが、

基本となることは「知識をつけること」であると思います。

そして、休養とは、休むことを指すのではなく、

具体的に自分の身体を全快させるための計画、

としてとらえるべきです。

そのうえで自分自身の現在の身体が、

どのような使い方をした結果として今のようになったのか、

それはどの関節・筋肉にあたるのか。

それについてどのようなアクセスがあるのか。

そういった知識があって初めて、

具体的な休養が成り立つように思います。

そして、休養というのは「管理」が必要なものであると考えています。

リラックスして、たまたま治る、

というのが休養というのではなく、

具体的に管理して、

結果についてフィードバックが可能である、

というのが休養といえると思うのです。

そして、それらを踏まえると、

個別具体的な自分自身の休養計画を、

自分自身と周囲のサポーターを通じて作成し、

実行できる自分である、

ということが最も重要なことだと言えるのではないでしょうか。

休養するにあたり一番必要なのは、

その人自身のあり方、

目的意識になるということです。

そしてそれさえあれば、

個別具体的な治療方法などは自ずと拓けてくると考えられます。

そういうわけで、

私も自分の股関節の怪我については、

様々な切り口から休養をさせることを実験しています。

カポエイラをしながら、休養をとる、

なんてことも、可能になるかもしれません。

目的意識が具体的ならば、

形を創ることが出来るはずですからね。

カポエイラ:大和ワールドマーケットに出演しました。

昨日は、大和ワールドマーケットに出演しました!

いい天気、乾いた空気、ちょっとブラジルを感じる雰囲気に、

カポエイラで場を盛り上げに。

大和駅の東側プロムナードで、

子供たちと一緒にステージに立ちました。

物凄い人の熱気で緊張していた子供たちも、

身体を動かし始めると夢中になるので不思議ですね!

また、

面白い再会もありました。

当日たまたま出演者としていらしていたサンバヘギグループ、

Alawoduduの七條さんは、

以前からの友人で、

本当に当日会うまで出演の事を知らなかったので、

本当に驚きました。

そのAlawoduduのステージでは、

ビリンバウ(カポエイラで使用している楽器です)で参加させて頂いた他、

ストリートパフォーマンスでは、

サンバヘギとカポエイラのコラボを即興でやらせてもらいました!

カポエイラはエネルギー。

そしてサンバヘギのリズムもまたエネルギー。

身体を動かすと、自分たちも、周りの人たちも、

全てが元気になっていくのを感じます。

またこういう形で、ステージに立って、

沢山の人たちと空気を分かち合いたいものです!

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カポエイラが必要な状況。

こんにちは、Griloです。

カポエイラが必要な人とか、状況とかについてインスピレーションがありました。

「月曜日が憂鬱になるような仕事をしている。」

「毎日の繰り返しに飽き飽きしてる。」

「今の状況が何も悪くないけど、何か落ち着かない。」

「いちいちやることが面倒臭くなり、全部後回しにしてしまう。」

「社会人になってから、友人と会う機会がめっきり減った。」

「ストレスで食欲がわかない。」

「でも、しょうがないよね、現実はこんなもんだし。」

 

是非、カポエイラをやって欲しい。

もちろん、仕事や毎日が楽しくて仕方ない人にもやって欲しいけど、

バイタリティが少し落ち気味で頑張って仕事をやってたり、

毎日を頑張って過ごしている、

そういう人こそ体感して欲しい。

自分の中にあるエネルギーの変化に、

きっと驚くことになると思うから。

そうなってくると、

毎日楽しいからね。

いや、語弊がちょっとある。

辛い時にも、乗り越えるエネルギーに満たされる、

という事。

或いは、日常がよりカラフルで豊かになる、

という事。

日常の合間にカポエイラをする生活って、

そういう事。

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日本人は歌と踊りを忘れてる。

日本人って踊りと歌を失ってるよねぇ。

と思う。

リズムを失っている。

多分、昔はあったのだろうと思うけど、

今はなんでか失われている。

戦後教育の影響とかなのだろうけど、

おばあちゃんの方が盆踊り綺麗に踊れる。

現代人の僕らはそれを中々自分に落とし込めない。

全ての民族は歌と踊りを持っていると言われているけど、

日本人だけは、

現在、

そのルーツを忘れてしまっている。

僕は日本のリズムではないけれど、

カポエイラを通じて歌と踊りのエネルギーを思い出している。

魂に刻まれているリズムを思い出している。

それを日本でやると、日本のリズムになるから。

日本てそういう場所だし、

そういう文化を持っているから。

<カポエイラは自分で歌って踊る。>

だからカポエイラで、踊って歌うのが、

なんで重要かって、

歌と踊りの持っているエネルギーを、

自分の身体に取り戻すことが出来るから。

自分の中に眠っていたリズムを、

呼び起こすことが出来るから。

「別にリズムなんて呼び起こさなくて良くない?」

「今のままで、全然問題なくない?」

いえいえ、そんな事無いんですよー。

リズムが呼び起こされた人は、

輝くんですよ。

自分も、周りの人もね。

だから、

絶対、

呼び起こした方が良い。

そのために僕はカポエイラ教えてるんです。

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カポエイラ:ポテンシャルを引き出す。

こんにちは、Griloです。

また久しぶりの更新になってしまいました。

週1回くらいはアップしていこうと思います。

 

さて、今日はポテンシャルの話。

僕は中高辺りまでは運動神経が並だったので、

体育祭の時なんかは、

「運動神経良い奴は良いよな。羨ましい。きっとモテるに違いない。」

と思いつつムカデ競争でだらだらしていました。

その頃は自分には運動神経自体が無い(からモテない←←関係なかった)

のだと思いっていたのです。

でも、

それはどうやら違うらしい、という事が、

最近カポエイラを通して感じる所です。

僕が実感をもってお伝えできることは、

「ポテンシャルというのは常に存在していて、それを引き出すための行動は本人に委ねられている」

という事。

例えば、この前「Relogio(ヘロージオ、時計)」という技を練習した時のこと。

僕はこの技を16年前から出来るのですが、

そのレベルはずっと頭打ちでした。

それが、突然次のレベルへと昇華したんです。

具体的には、

右手のうえで1回転以上回ることが出来るようになりました。

本当に、ちょっとした身体操作の差で、

急に出来るようになったのです。

今までは現状で満足して、

特に工夫無く取り組んでいたんですね。

そして、

あるポイントに工夫が出来るのではないか、と気付くと、

身体はその入力に対して結果で応えてくれます。

 

要するに、

身体には最初からポテンシャルが組み込まれていて、

意図によってきちんと動く、という事。

故に、

僕らが取り組まなければならない事は、

「どのように身体に対して意図を飛ばすか」

ということになります。

如何に純粋な情報を身体に送るか、

その辺りをちょっと記憶にとどめて頂ければと思います!

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カポエイラ:ACCC20周年昇段式

こんにちは、Griloです。

昨日は、ACCC関東合同昇段式を東戸塚で行いました。

何と団体が日本に根を下ろして20周年!

近所でBatizado(昇段式)を執り行ったのは初なので、

何だか新鮮な気分です。

私は2002年に初めて昇段式を受けました。

もう初めて帯を巻いて、かれこれ16年が過ぎ、

Batizadoも随分と慣れたものですが、

毎回毎回、沢山の仲間が集まって作り上げる場は、

その時独特の空気感を持っています。

今年の昇段式は、少し穏やかで、角が取れたような雰囲気がありました。

各支部の色も現れてきていて、

生徒さん個人個人の有り方も少しずつ現れて、

観ていて面白いですね。

今年はいつも湘南静岡合同合宿で宿泊先の提供や、

イベントの助っ人などでお世話になっている、

埼玉支部のSexta-feira-doisがProfessorの帯に昇段しました。

Professorって帯はどんなに早くても取得するのに10年近い歳月が必要です。

それだけ長い時間をかけてカポエイラと向き合ってきたこと、

色々な人とカポエイラを通して交流してきたことって、

ある種の無形財産。

本人が積み上げてきた価値の現れでもあると思います。

昇段おめでとうございます!

 

次の日曜日には大阪で昇段式。

まだまだ夏は続きますよー。

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カポエイラ:今年もイベントシーズン到来!

こんにちは、Griloです。

毎年この時期はイベント&カポエイラのシーズン。

色々なところで色々な人たちと一緒に、

フェスの空気を創っていくのが楽しい季節です。

今年も様々なお祭りやフェスからお誘い頂いていて、

今から楽しみにしています。

現在解っているだけでも、

7月ブラジルフェスティバル、たまプラーザ夏祭り
8月本鵠沼夏祭り
9月逗子某所でのダンスイベント
10月辻堂イベント

などなど…

団体の昇段式というメンバーにとってのビッグイベントも控えてますし、

夏は本当に盛りだくさんです。

すっかりブログの更新が遅れてしまっていたので、

アップしていませんでしたが、

6月3日(日)にはテラスモール湘南のJEUGIAカルチャーセンターのステージにも参加しました。

沢山のお客さんの前でカポエイラをするって、

主観的にも気持ちいいですが、

ぐるっとステージを囲んで1階、2階、3階から見て頂いていた皆さんと、

一緒くたに大きな場を創れているって感覚は、

言葉には出来ない開放感で一杯です。

今後に控えているイベント、

来てくださる皆さんと一緒に場を創るのが、

今から楽しみです!

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カポエイラ:登戸クラス、今週末スタート!

こんにちは、Griloです。

webの更新作業で暫くアップが滞っていましたが、

漸く再開します。

今週末の4月7日(土)12:00~14:00、登戸クラスがスタートします。

小田急線からは徒歩1分、南武線からは改札から0分という立地です!

川崎は初進出なので(湘南支部なのだから当たり前といえば当たり前)、

また新たな人々との出会いを今から楽しみにしています。

ACCCでは世田谷クラスが3月いっぱいで終了した関係で、

長年世田谷でカポエイラの練習に取り組んできた皆さんとも、

一緒に練習できる場になればと思っています。

もちろん、

初心者、カポエイラを全くやったことのない貴方、

身体が硬くて自信が無い貴方でも、

その人その人に合った形でメニューを組んでいきますので、

大丈夫。

そういう意味では、

上級者の方と初心者の方が顔を合せてレッスンの出来る、

珍しい空間になるんじゃないかと考えています。

ベテランの皆さんと一緒に取り組むと、

「良く解らないけど先生に聴くのはちょっと…」

なんてことも気軽に聞けたりしますので、

そんなお得な部分も含めて、

是非お越しいただければと思います。

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カポエイラ:技の分類③独楽回転

こんにちは、Griloです。

技の解説、第3回目は独楽の様に回る動きについて。

ACCCではピアオン・ジ・マオンという名前の技ですね。

パラフーゾと呼ぶ団体もあるし、

名前は様々ですが、

要するに逆立ちして手で回転する、という動きの事です。

完成度が上がれば片手のうえで何度も回ることが出来るという、

一見ちょっと人間離れした技ですね。

先ずは技の構造をざっくりと、

便宜上時計回りに回転する方向で説明します。

 

初めに、左手を地面につきに行くと同時に、

右脚を大きく振り上げます。

振り上げ方向は真直ぐ後ろです。

斜めに振り上げてしまうと、

回転軸が纏まらずに逆立ちの形をキープできません。

続いて、

右手を地面に着くと同時に、

左手を地面から離します。

それに合わせて、

振り上げていた右脚と、あとから上がってきた左脚を、

真直ぐ真上にまとめます。

両手を同時に地面に着いている時間を創ってしまうと、

せっかく生み出した回転エネルギーにブレーキがかかってしまうため、

必ず地面に着いている手は片手のみ、

軸が一本になるようにします。

後は、回転エネルギーを殺さないように身体の形をキープしてあげれば、

クルンと回ってくれるわけです。

 

さて、この技をするにあたってのポイントは、

初めにきちんと脚を振り上げられるのか、

という点にあります。

人間、どうしても逆立ちを一人でしようとすると、

後ろに倒れるのではないかという恐怖心が先に立って、

少しブレーキをかけてしまいます。

そうすると、逆立ちで止まる位置まで腰が上がらずに、

前に脚が落ちてきてしまいます。

故に、

先ず初めに振り上げる脚をしっかりと逆立ちまでもってくる、

それが非常に重要になります。

どうしても上がらない場合は、

壁倒立を変形させて、

壁から少し離れた所に両手を着いて、

片足だけ壁に預ける形でキープする逆立ちの練習をしてみてください。

そうすると、

脚を振り上げる位置のイメージが付いてくるので、

ピアオン・ジ・マオンに入る所からでも、

脚を振り上げることが出来るようになっていきます。

あとは、

手足を入れ替えた瞬間に色々とコントロールしようとせず、

ただ一本の棒として身体を固定すると、

回転軸がしっかりしてきます。

このあたりは何度も調整が必要な部分になりますが、

めげずにやっていると少しずつ正確性が増してきますので、

焦らずに練習を続けると良いと思います。

 

次回は、ケブラ・ジ・ヒンの解説ですー。

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