2021年10月の予定

こんにちは、Griloです。
10月の予定をお送りします。
10月は私もワクチン接種2回目なので、変則的な日程になりますがご了承ください。

休講情報
10月14日(木)19:00~20:30オンラインレッスン
10月15日(金)19:00~21:00逗子レッスン
10月16日(土)12:00~14:00登戸レッスン
は、ワクチンの副反応の対応日に充てるため、休講です。
10月31日(日)藤沢駅前レッスン
10月31日(日)湘南台レッスン
は、5週目のためお休みです。

レッスン情報
・土曜日キッズレッスン
 大和スポーツセンター第2武道場 10月2日・10月30日 16:00~17:30
 上今泉コミュニティセンター 10月9日・10月23日 15:30~17:00
・10月29日(金)逗子レッスン は15日の振り替えで開催します。
・10月30日(土)登戸レッスン は16日の振り替えで開催します。
その他は平常通りの開催予定です。

徒然カポエイラ雑記:繋がりの実感

こんにちは、Griloです。

唐突な話ですがつながりの重要性、というのを最近はとみに感じるようになりました。コロナによって直接の関係が分断されがちな昨今にあって、僕らはその所在が曖昧になり、なんとなく宙ぶらりんというか、そこはかとない不安感のようなものを感じていると思います。
会社は以前のように場所に縛られなくなり、仕事は自宅で。飲み会やイベント、人の集まるレクリエーション開催されず、友人と気軽に会おうにも何か目に見えない透明な障壁が一枚自分と相手との間に現れたかのような違和感がつきまとう。地域はもとより核家族化して親類もまた距離が出来ている現代社会においては、この分断は精神的にいささかきつい。
そういった中でカポエイラのコミュニティがその不安を払拭する役割を少なからず担っていることを感じています。マスクのおかげで濃厚接触にはならず、ジョゴはお互いに触れ合うことなく、しかして自分たちが同じ空間や熱量を確かに共有していると感じることが出来る。あるいは直接スタジオに来ることはできなくとも、その社会的繋がりをオンラインのレッスンを通して感じることが出来る。つながることの安心感。

先日、関東のACCCでは2021年Tシャツを作成しました。イベントなどは全くない今年の団体にあって、皆さんお互いの繋がりを確認するかのように、いろいろなカラーのTシャツを思い思いに選んでいました。そんなことも見るにつけ、これからはコミュニティの時代、それも、自発的に選択したコミュニティの時代であるな、と思わずにはいられませんし、あらゆるコミュニケーションの手段を持っているカポエイラが、様々な人の人生を彩る助けとなるのではないかと期待をしています。

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徒然カポエイラ雑記:ブラジルを少しでも現す

こんにちは、Griloです。

毎年の今頃は、ブラジル行きのチケットを取って、1ヶ月後にはブラジル本部の昇段式の手伝いに行く頃。
コロナが始まって以来、ブラジルは物理的な距離以上にとっても遠い国になってしまいました。こうして日本でアフロ・ブラジリアンカルチャーであるカポエイラをしていること自体が、奇跡なんじゃないかと思うくらいには、感覚的に遠くなってしまいましたね。

もちろん、インスタやYouTubeなどで簡単に触れることは出来るんですが、カポエイラの最も根本的なエッセンスが、映像だと抜け落ちてしまうんですよ。皆さんもご経験あると思うんですけど、白熱した会議の翌日、議事録を見て「なんでこれがあんなに盛り上がったのか?」と思ったり、チームベストを叩き出したリレーの映像が後日妙に陳腐に見えてしまったり、昨日見た満月の美しさを映像に収めたら、どんなに綺麗に編集してもそれの価値を全く再現できなかったり。

カポエイラはそれが非常に顕著で、音の躍動感や歌のエネルギー、お互いが感じている呼吸がすっかり抜け落ちてしまうこともそうですが、最も抜け落ちてしまうのはブラジルという大地から受け取るアーシーなエネルギーです。こればっかりは本国に行ったことがある人でないと理解できないですが、日本にいる限りあのエネルギー感を体感することは出来ません。なんでしょうね?土地が持つ独特のエネルギーが確かにあるんですよ。

故に、僕らがこの日本で今やって行くべき事は、少しずつでもブラジルの持っている本来のエネルギー感を各スタジオレッスンで現して行く、ということだと思うんですね。カポエイラをすっかり日本のカルチャーとして溶け込ませてしまうのもそれはそれでアリなんですが、僕らの団体の源流はブラジルにありますよ、という部分をうまく表現していくことが、ひいてはブラジルとの繋がりが物理的に戻った時に必要になってくると思うわけです。

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身体に対するアプローチ。

こんにちは、Griloです。

急に冷え込んできて、体調管理に気をつけたい日々ですね。朝晩涼しいので、睡眠時間は割としっかり取れるようになりましたが、体調的にはトントン、というところでしょうか。

この1年間、僕は目的意識を持って整体に通ってみました。カポエイラを始めた頃からすでにあった、腰骨の上にあるごりごりとした筋肉の塊をほぐし、柔軟性を持たせる!ということを第一目標に、色々整体の先生と話しながら毎月1回実験をする感覚で。

結果、完全には塊を除去するまでには至っていないものの、柔軟性は大きく進展し、腰椎(背骨の下の方です)が少しずつですが反るようになってきました。何年も鉄板か骨のごとく存在していた筋肉の塊(実際僕は骨の一種だと思っていたくらいです)が無くなると、身体の意識の通り方がてきめんに変化し、よりスムーズな動きを実現できます。

このことで僕が気づいた事は、何年もかけてアプローチをかけていたものも、少し視点を変えるだけで大きな進展を得ることが可能である、ということです。月並みですが、僕はストレッチをもう20年近く体に施して来て、かなりの部分を柔らかくする事ができましたが、そのストレッチに拘りすぎてしまうと、今回改善した腰椎の周りの筋肉のように固まったまま「そういうものだ」として放っておかれるか、あるいはストレッチでさらに長い時間をかけて効果があるか無いか解らないアプローチを取り続けてしまうことになりかねません。

人はある程度時間をかけたものを手放すのを無意識に嫌がります。僕の場合はそれが一見するとストレッチという体に良さそうで、効果もあったものだったので、次の手段に目を向けるまでに結構な時間を要したわけです。ですからこれを読んでいただいているみなさんには、様々な物事にぜひ柔軟に色々なアプローチを試しながら対応していただき、より早くスッキリした結果を得て欲しいと思います。