徒然カポエイラ雑記:繋がりの実感

こんにちは、Griloです。

唐突な話ですがつながりの重要性、というのを最近はとみに感じるようになりました。コロナによって直接の関係が分断されがちな昨今にあって、僕らはその所在が曖昧になり、なんとなく宙ぶらりんというか、そこはかとない不安感のようなものを感じていると思います。
会社は以前のように場所に縛られなくなり、仕事は自宅で。飲み会やイベント、人の集まるレクリエーション開催されず、友人と気軽に会おうにも何か目に見えない透明な障壁が一枚自分と相手との間に現れたかのような違和感がつきまとう。地域はもとより核家族化して親類もまた距離が出来ている現代社会においては、この分断は精神的にいささかきつい。
そういった中でカポエイラのコミュニティがその不安を払拭する役割を少なからず担っていることを感じています。マスクのおかげで濃厚接触にはならず、ジョゴはお互いに触れ合うことなく、しかして自分たちが同じ空間や熱量を確かに共有していると感じることが出来る。あるいは直接スタジオに来ることはできなくとも、その社会的繋がりをオンラインのレッスンを通して感じることが出来る。つながることの安心感。

先日、関東のACCCでは2021年Tシャツを作成しました。イベントなどは全くない今年の団体にあって、皆さんお互いの繋がりを確認するかのように、いろいろなカラーのTシャツを思い思いに選んでいました。そんなことも見るにつけ、これからはコミュニティの時代、それも、自発的に選択したコミュニティの時代であるな、と思わずにはいられませんし、あらゆるコミュニケーションの手段を持っているカポエイラが、様々な人の人生を彩る助けとなるのではないかと期待をしています。

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徒然カポエイラ雑記:ブラジルを少しでも現す

こんにちは、Griloです。

毎年の今頃は、ブラジル行きのチケットを取って、1ヶ月後にはブラジル本部の昇段式の手伝いに行く頃。
コロナが始まって以来、ブラジルは物理的な距離以上にとっても遠い国になってしまいました。こうして日本でアフロ・ブラジリアンカルチャーであるカポエイラをしていること自体が、奇跡なんじゃないかと思うくらいには、感覚的に遠くなってしまいましたね。

もちろん、インスタやYouTubeなどで簡単に触れることは出来るんですが、カポエイラの最も根本的なエッセンスが、映像だと抜け落ちてしまうんですよ。皆さんもご経験あると思うんですけど、白熱した会議の翌日、議事録を見て「なんでこれがあんなに盛り上がったのか?」と思ったり、チームベストを叩き出したリレーの映像が後日妙に陳腐に見えてしまったり、昨日見た満月の美しさを映像に収めたら、どんなに綺麗に編集してもそれの価値を全く再現できなかったり。

カポエイラはそれが非常に顕著で、音の躍動感や歌のエネルギー、お互いが感じている呼吸がすっかり抜け落ちてしまうこともそうですが、最も抜け落ちてしまうのはブラジルという大地から受け取るアーシーなエネルギーです。こればっかりは本国に行ったことがある人でないと理解できないですが、日本にいる限りあのエネルギー感を体感することは出来ません。なんでしょうね?土地が持つ独特のエネルギーが確かにあるんですよ。

故に、僕らがこの日本で今やって行くべき事は、少しずつでもブラジルの持っている本来のエネルギー感を各スタジオレッスンで現して行く、ということだと思うんですね。カポエイラをすっかり日本のカルチャーとして溶け込ませてしまうのもそれはそれでアリなんですが、僕らの団体の源流はブラジルにありますよ、という部分をうまく表現していくことが、ひいてはブラジルとの繋がりが物理的に戻った時に必要になってくると思うわけです。

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身体に対するアプローチ。

こんにちは、Griloです。

急に冷え込んできて、体調管理に気をつけたい日々ですね。朝晩涼しいので、睡眠時間は割としっかり取れるようになりましたが、体調的にはトントン、というところでしょうか。

この1年間、僕は目的意識を持って整体に通ってみました。カポエイラを始めた頃からすでにあった、腰骨の上にあるごりごりとした筋肉の塊をほぐし、柔軟性を持たせる!ということを第一目標に、色々整体の先生と話しながら毎月1回実験をする感覚で。

結果、完全には塊を除去するまでには至っていないものの、柔軟性は大きく進展し、腰椎(背骨の下の方です)が少しずつですが反るようになってきました。何年も鉄板か骨のごとく存在していた筋肉の塊(実際僕は骨の一種だと思っていたくらいです)が無くなると、身体の意識の通り方がてきめんに変化し、よりスムーズな動きを実現できます。

このことで僕が気づいた事は、何年もかけてアプローチをかけていたものも、少し視点を変えるだけで大きな進展を得ることが可能である、ということです。月並みですが、僕はストレッチをもう20年近く体に施して来て、かなりの部分を柔らかくする事ができましたが、そのストレッチに拘りすぎてしまうと、今回改善した腰椎の周りの筋肉のように固まったまま「そういうものだ」として放っておかれるか、あるいはストレッチでさらに長い時間をかけて効果があるか無いか解らないアプローチを取り続けてしまうことになりかねません。

人はある程度時間をかけたものを手放すのを無意識に嫌がります。僕の場合はそれが一見するとストレッチという体に良さそうで、効果もあったものだったので、次の手段に目を向けるまでに結構な時間を要したわけです。ですからこれを読んでいただいているみなさんには、様々な物事にぜひ柔軟に色々なアプローチを試しながら対応していただき、より早くスッキリした結果を得て欲しいと思います。

2021年9月の予定

こんにちは、Griloです。
9月の予定です。

イベント情報
・横浜ダンスパラダイスに出演予定です。9月12日(日)15:48~10分間ほど。
現在会場によっては中止になっているようなので、直前まで開催するかわかりませんが、参加予定の皆さんよろしくお願いいたします。

レッスン予定
・土曜日キッズレッスン 
11日(土)16:00~17:30大和スポーツセンター第2武道場
18日(土)15:30~17:00上今泉コミュニティセンター 
25日(土)15:30~17:00上今泉コミュニティセンター(予定)
4日(土)は会場が取れなかったためお休みです。

・9月は湘南台レッスン開催いたします。

その他、レッスンは通常通り開催します。

休講情報
・12日(日)湘南台レッスンは、イベント出演のためお休みです。が、間違えて会場を取ってしまったので、17:30~18:30自主練で利用できます。大人子供とも、参加費500円です。
・29日(水)相模大塚レッスンは5週目のためお休みです。
・30日(木)オンラインレッスンは5週目のためお休みです。

お仲間が増えてきました。

こんにちは、Griloです。
ここのところは変な天気で、今はカラッと晴れてますが、午後は雨だとか。色々な意味を込めて、体調には気を付けたいですね。

 

ここのところ、カポエイラ体験のお問い合わせをよくいただきます。
お子さんの運動不足解消や、親子での趣味の共有、ストレス解消など理由は様々ですが、現在の環境下において、皆さん少しずつ身体を動かしたいという欲求が出てきているんじゃないか、と推測しています。

何しろテレワーク導入から大体1年、以前より移動が少なくなり、仕事の時間や空間のメリハリも減って、ともすると今まで以上に根を詰めてしまいがちな毎日を過ごされている方は着実に増えている。

仕事場とプライベートがあまりに隣接しすぎている生活は、初めのうちは良いですが、時間が経つにつれてその中に織り込まれているストレスが顔を出すというもの。

そういった空気感を解消するために、皆さん意識的にも無意識的にも、身体を動かして、日常のループから飛び出して、場所を変えて、解放感を存分に味わいたい、と考えられているんじゃ無いでしょうか。

そこでカポエイラに目をつけたみなさん、おめでとうございます。
カポエイラはまさに日常にありながら、日常から解放される自由なエネルギーを提供する場。一見激しそうに見える運動量も、自分のペースで取り組めば無理なく乗り越えられるものにできます。それらを体感しながら身体を動かす感覚はきっと楽しんで頂けるはず。もちろん、私も全力でサポートします。

今この時期にカポエイラが頭の隅によぎったみなさんは、ぜひ一度スタジオに足を運んでみてください。日常にアクセント、毎日にリズムが生まれてきて、日々が楽しくなりますよ。

クラス情報、体験レッスンはこちら

横浜・青葉区:新石川クラス

アクセス

東急田園都市線 あざみ野駅 徒歩12分
〒225-0003 横浜市青葉区新石川4-32-12 エスポワールMK B1F
コハダン・ジ・コンタス新石川教室

入門・基礎クラス

土曜日 16:00pm-18:00pm


担当講師
皆藤 慶 “Professor Relampago””
ブラジル カポエイラ協会 コハダン・ジ・コンタス湘南支部所属講師

2021年4月よりスタート!初心者歓迎のクラスです。


注意事項/レッスン料

 

    • 注意事項

      15分前からスタジオ入室可能です。見学、体験は事前にご連絡ください。
      見学・体験レッスン随時可能です。どなたでも参加できますのでお気軽にお問い合わせください。
      5歳以下のお子様はご相談ください。

 

    • 基本レッスン料

      ドロップイン/ビジター:2,000円(1回)
      小学生以下1,500円(1回)
      会員は月謝の選択が可能です。
      詳細はお問合せください。


      入会に関して(入会費・規約等)

      入会費
      5,000円と初年度会費3500円(合計8,500円)を初回レッスン受講の際にお支払いください。
      ※ご家族で2人目以降に入会される方は入会費無料となります。(年会費のみお支払いして頂きます。)


      年会費
      スポーツ安全保険料、管理費として年会費5,000円を毎年4月に徴収します。(ご家族、高校生以下など割引制度あり)

湘南台子供クラスはじめます!

こんばんは、Griloです。

告知がちょっと遅れましたが!

湘南台にて日曜日17:00~18:30、

カポエイラ子供クラスを始めます。

この時期に?

という話もありますが、子供があまり運動できない環境が増えて、

イベント事も減って、

正直今の子供たちは結構かわいそうな状況です。

(こんな風にはなかなか集まれなくなりましたねぇ。)

そんな中でちょっと身近に、日常から切り離されたカポエイラの場があったら、

いいストレス解消になるんじゃないか?

という僕自身のアイデアと、

今レッスンに通ってくれている子供たちの中でのクラスの都合も考えて、

ともあれ増やしてみよう!

ということになったわけです。

何事も始めて見なくっちゃ見えてきませんからね!

初心者・体験希望、募集してます!

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休むこと、について

こんにちは、GRILOです。

最近はずっと身体の意識のとおり方について、

自分自身の身体を使って考えていました。

この1年ほど、私は左脚の付け根、

股関節にあたる部分を痛めており、

それがどのような運動の影響によるものか、

そしてそれがどうすれば悪化し、

またどうすれば治っていくのかについて、

多角的に考えてきました。

また、

同時にカポエイラにおいて、

怪我をせずに練習を継続し、

年齢を重ねても楽しむ、という命題も考えておりました。

カポエイラは全身運動であり、

瞬発的な動きを必要としているので、

意識が抜ければ怪我をしてしまうリスクを常に孕んでいます。

そして、

年齢が上がるにつれてその治療には時間がかかるようになる。

カポエイラの参加者が多様化するにしたがって、

当然のことながら私よりも年齢を重ねた方も多くなってきました。

むしろ、40代50代の方の方がよほど積極的にレッスンに参加され、

会員の数もその年代の方がかなり多く含まれています。

そのため、

カポエイラを怪我をせずに長く楽しむ、

ということについて考えを巡らせることが、

とても重要になってきているんです。

とはいえ、そのこと自体に何らかの結論が出たかというと、

いまだにこれというものは見いだせていません。

世の中にこれだけの治療方法が溢れているにもかかわらず、

相変わらず「治らない」人々もまた溢れているのは、

一般的・普遍的な答えにたどり着く難しさ、

あるいはそういった答えが存在しない可能性を示唆しているとは思います。

ただ、

僕の見地からわかったこともあります。

それは、

怪我が治りにくい・怪我をしやすい人は、

休養をとるのが下手である、ということ。

自分に厳しく当たることが正義であったり、

あるいは練習や運動を止めることに恐怖心を抱く、

そういった心持の方が非常に多いという点です。

ストイックさ、というのでしょうか、

そういったもが何某かの美点を持っていることは、

私にとっても否定するところではないのですが、

それらによって肝心の身体能力が落ちているならば、

それは本末転倒であり、

一度立ち止まって考えるべき時間が来ている、

ということのように思えます。

そういう人々にはぜひ休養を取る時間が必要なわけです。

では、

休養とはどのように取ればいいのか?

もちろんただ寝転がっていればいいとか、

一日風呂に入ってすこしゆっくりするとか、

そういったこともあるでしょうが、

基本となることは「知識をつけること」であると思います。

そして、休養とは、休むことを指すのではなく、

具体的に自分の身体を全快させるための計画、

としてとらえるべきです。

そのうえで自分自身の現在の身体が、

どのような使い方をした結果として今のようになったのか、

それはどの関節・筋肉にあたるのか。

それについてどのようなアクセスがあるのか。

そういった知識があって初めて、

具体的な休養が成り立つように思います。

そして、休養というのは「管理」が必要なものであると考えています。

リラックスして、たまたま治る、

というのが休養というのではなく、

具体的に管理して、

結果についてフィードバックが可能である、

というのが休養といえると思うのです。

そして、それらを踏まえると、

個別具体的な自分自身の休養計画を、

自分自身と周囲のサポーターを通じて作成し、

実行できる自分である、

ということが最も重要なことだと言えるのではないでしょうか。

休養するにあたり一番必要なのは、

その人自身のあり方、

目的意識になるということです。

そしてそれさえあれば、

個別具体的な治療方法などは自ずと拓けてくると考えられます。

そういうわけで、

私も自分の股関節の怪我については、

様々な切り口から休養をさせることを実験しています。

カポエイラをしながら、休養をとる、

なんてことも、可能になるかもしれません。

目的意識が具体的ならば、

形を創ることが出来るはずですからね。

カポエイラ:大和ワールドマーケットに出演しました。

昨日は、大和ワールドマーケットに出演しました!

いい天気、乾いた空気、ちょっとブラジルを感じる雰囲気に、

カポエイラで場を盛り上げに。

大和駅の東側プロムナードで、

子供たちと一緒にステージに立ちました。

物凄い人の熱気で緊張していた子供たちも、

身体を動かし始めると夢中になるので不思議ですね!

また、

面白い再会もありました。

当日たまたま出演者としていらしていたサンバヘギグループ、

Alawoduduの七條さんは、

以前からの友人で、

本当に当日会うまで出演の事を知らなかったので、

本当に驚きました。

そのAlawoduduのステージでは、

ビリンバウ(カポエイラで使用している楽器です)で参加させて頂いた他、

ストリートパフォーマンスでは、

サンバヘギとカポエイラのコラボを即興でやらせてもらいました!

カポエイラはエネルギー。

そしてサンバヘギのリズムもまたエネルギー。

身体を動かすと、自分たちも、周りの人たちも、

全てが元気になっていくのを感じます。

またこういう形で、ステージに立って、

沢山の人たちと空気を分かち合いたいものです!

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